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著作権フリー音楽/BGM制作・販売サイト Akari Records【アカリレコード】のオフィシャルブログ。
作品紹介や音楽制作にまつわる様々なお話を綴ります。

2019.12.6.著作権フリー音楽/BGM制作・販売サイト Akari Records【アカリレコード】のクリエイターであるミムラシンゴ が参加するユニットcoconoe(ココノエ)が1st Ful Album『或る日のhalo – A Halo of Light One Day』をリリースいたします!!是非チェックして下さい!!

『3人の音楽家、高山 奈帆子・北 航平・ミムラシンゴによる、アンビエント・ポップアートとも言うべき独自の新ジャンルを確立するユニット、coconoe(ココノエ)、1stアルバム『或る日のhalo』完成。』

いびつで不思議、だけどあたたかなまるみを帯びている。わたしたちの大切な日々と音のカケラをあつめて。誰も知らないアンビエント・ポップアート!

グラスが揺れる、猫が喉を鳴らす、鉛筆が紙を滑る…
ピアノ・ベース・パーカッション・チェロ・アレイムビラ(日本に数台の珍しい楽器)などの生楽器に加え、その音楽を彩るのは、日常の中にある音のカケラたち。ひとつひとつ丁寧に織り込まれた、有機的なそれらの音は、一見シックなアンビエントサウンドに遊び心と生命力を与え、聴く者をワクワクさせてくれる。そして、心なぞる旋律と不思議なハーモニー、生き物の如く転がるリズムとイノセントな歌声、全てが抽象画のように調和していく。
こうして描かれたサウンドと日本語の詞の世界は、優しく、切なく、どこか素朴で、地上に立つ人間の営みと広大な宇宙に存在する「何か」を結んでいるかのよう。

01. 或る日のhalo – A Halo of Light One Day – 06:58
02. 星者の行進 – Universal Beings on Parade – 05:18
03. 誰もいないサーカス – Ghost Circus – 04:06
04. 神様が宿る木 – Tree for a God – 06:21
05. 12ページ – Twelve Pages – 04:49
06. 遠く、遠く、遠く – Girl Beneath The North Star – 04:31
07. 蜘蛛の糸 – The Spider’s Thread – 05:29
08. 猫のレガート – Cat Legato – 06:01
09. 天鵞絨の森の奥 – Deep in Velvet Forest – 05:39

著作権フリー音楽/BGM制作・販売サイト Akari Records【アカリレコード】のクリエイターであるミムラシンゴ1stアルバム『Heart Sky Door 空のすきまに扉はひらく』より10/16(火)20:54〜放送「開運!なんでも鑑定団」香月泰男ガイドV中の番組内BGMとして、「Shinjuku, A New Day Dawns 新宿、東の空」「Dasha Waits ダーシャの待ち人」「At 1.5 Knots Over Still Water 湖水の1.5ノット」が使用されました。
1stアルバムジャケット

2018.9.12.リリース、著作権フリー音楽/BGM制作・販売サイト Akari Records【アカリレコード】のクリエイターであるミムラシンゴ1stアルバム『Heart Sky Door(空のすきまに扉はひらく)』が音楽ニュースサイトindiegrabにてご紹介頂きました。
是非ともご一読下さい♪
ミムラシンゴプロフィール

2018.9.12.著作権フリー音楽/BGM制作・販売サイト Akari Records【アカリレコード】のクリエイターであるミムラシンゴ1stアルバム『Heart Sky Door(空のすきまに扉はひらく)』を電子音楽レーベルの名門PROGRESSIVE FOrMよりリリース致します。
先行してAmazon、Tower Recordsでは予約販売を開始しています。
今後、ミムラシンゴ | Shingo Mimura websiteにてアルバムに関する様々な情報をお届け致しますのでお付き合い宜しくお願いします♪

1stアルバムジャケット

01. Heart Sky Door – 空のすきまに扉はひらく
02. At 1.5 Knots Over Still Water – 湖水の1.5ノット
03. Sarushima Heartbeat – 猿島の心臓
04. Shinjuku, A New Day Dawns – 新宿、東の空
05. Artless Beauty – 天衣無縫
06. Dasha Waits – ダーシャの待ち人
07. Tangled Fates – その糸を辿れば
08. Museum In The Deep Sea – 深海美術館
09. A Short Letter Of Farewell – 短い手紙
10. Spirits Of The Bodhi Tree – 菩提樹の精霊

発売日   : 2018年9月12日(水曜日)
アーティスト: Shingo Mimura(ミムラシンゴ)
タイトル  : Heart Sky Door(ハート・スカイ・ドアー)
発売元   : PROGRESSIVE FOrM
販売元   : Ultra Vybe
規格番号 : PFCD81
価格(CD): 税抜本体価格¥2,200
収録曲数  : 10曲
JAN     : 4582237841053

■ PROGRESSIVE FOrM
■ Amazon
■ TOWER RECORDS

2017年も終わろうとしています。
今年1年色々ありました。
年明けはシンガーソングライターやなせななさんのスペシャルコンサートの準備から始まりました。
2月5日に行われたコンサートは沢山のお客様にご来場頂きおかげ様で大盛況に終わりました。
コンサート制作をイチから携わらせて頂き、とても貴重な経験をさせて頂きました。
コンサート後、やなせさんのファンの方から沢山メッセージを頂いた事がとても嬉しかったなあ。
やなせななスペシャルコンサート

2月からはこのAkari Recordsのサイト制作をスタートしました。
約半年webの勉強をしてきましたが、いざ制作し始めると分からない事だらけ。
約1月半、寝ても覚めてもweb制作でした。何せ1人です。自分がやらないと誰もやってくれません。
しかし悩みながらも、また友人の助けもありながらなんとか完成!嬉しかったなあ。
大変でしたが、やはりものづくりは楽しいものでとても充実した日々でした。

4月からAkari Recordsをpre-openし、8月まで曲をドンドン制作、アップしていく日々。
新しい機材も導入して制作しながら自分に出来る事、制作環境を広げていくイメージで進めていきました。
また神戸の音楽スクールにてDTM/Bass講師としてスタート。

8月からAkari Recordsを本openするまでの4ヵ月間、最初2ヶ月は全く売れずに毎日凹んでました。
初めて売れた時は泣いたなあ。
そこからはホントにホントに少しづつですがご購入頂き、最近は海外からも!!!ご購入頂いたり、「クオリティ高い作品ですね!」など応援メッセージ頂いたり嬉しい出来事がありました。
また作編曲/音楽制作のレッスンを行うAkari Music Schoolを立ち上げ少しづつ稼動しています。

8月以降は新たなプロジェクトとして現在も作品を制作中です。
2018年、良い年にしたいな。

色々な事があった2017年でしたが来年も沢山の曲、ユニークで尖った作品を頑張って制作して行きたいと思います!
皆様にとって来年も素敵な年になりますようにお祈りしています。

ピアノ

株式会社ロッテ様キシリトールガム今年で20周年!!
各界で活躍中の20組のリーダーの方々が現在キャンペーンを盛り上げています!

キャンペーンサイトはこちら

記念限定版パッケージデザインは、なんと200万通り!!
株式会社日本HP(ヒューレット・パッカード)様がIndigoという技術により天文学的な数の異なるデザインパッケージの印刷を実現されています。

Akari Recordsでは限定版パッケージのプロジェクトについてご紹介されているPVのBGMを担当させて頂きました!

とてもおしゃれでcoolでカッコイイ!!

さらなる飛躍を誓う株式会社ロッテ様と株式会社日本HP様の素晴らしい技術により実現したプロジェクト。
普段目に口にするガムもさらに味わい深く頂く事の出来る様なプロジェクトだと思いました。

日々制作に勤しんでおります。
最近制作作業場にアロマを炊いてみました。
オーガニックなちょっとイイやつ。

うーむ。とっても癒される♪
心なしか作業も捗る感じで気持ち良く制作出来ている感じです。
ちょっとした事だけど気持ち良く仕事が出来るのは大事なことですね。

今回はラベンダー。次は何の香りにしてみようかな~
はまりそうです(^-^)

アロマ

Having is Wonderful.(食べることは素晴らしい)

上田洋示さん制作の動画『自然と暮らすということ(Living with Nature )』で著作権フリー音楽/BGM制作・販売サイト Akari Records【アカリレコード】の作品【ant’s march(蟻の行進)】をご使用頂いています。(2:14あたり~)

BGMがまるで現地で鳴っているかのようなフィット感でビックリ!嬉しいです!

上田さんは現在世界各地を旅しながら現地の文化や生活に触れ『食』をテーマにご自身の手で映像を制作し発信しておられます。
現地の人々との交流によってその地域独特の文化を深くご紹介されている多くの映像はテレビや既存のメディアにはない生々しさが溢れています。
また上田さんご自身が見たもの、感じた事をご自身の言葉で語られており、活き活きとした人々の生活や空気、慣習などがとてもダイレクトに伝わってきます。
ホントに私がいうのもなんですが一つ一つの画が美しく、タイトルや字幕のフォントも可愛かったりとリアルな中にも柔らかく遊び心のある上田さんのセンスが素晴らしいと思いました!

溢れるバイタリティと突き抜ける行動力を持った上田さん。
元々は長崎県の職員をされていたそうで映画監督を目指すべく安定した公務員の生活を捨て3年計画で世界を一周する“武者修行”中とのこと。
お会いした事は無いのですが一度お会いして、お話を聞いてみたい、本当に魅力的な活動をされているなと思います。

上田さんの紹介記事はこちら

今回上田さんの存在を知るきっかけになったご縁に感謝し、今後の旅のご無事を祈りながら、その活動に注目して行きたいと思っています。

BGM制作を一部担当させて頂きました『RPGツクールMV』( KADOKAWA CORPORATION)が全世界で販売本数11万本を超えたそうです。シリーズではなんと100万本超え!!
webサイトのトップページにあるPVでも使用頂いています。

久しぶりの作品紹介です。
【IZAYOI-NO-TSUKI(十六夜の月)】

邦楽器と西洋楽器を織り交ぜたダイナミックな作品です。

日本の伝統芸能はなかなか触れる機会がなかったのですが数年前に能を見たことがありました。
言葉はさっぱり分からずでしたが、表情や体の動きや声色など感覚的に伝わってくるものがありとても楽しめた事を覚えています。
今は邦楽の仕組みが分からず雰囲気でしか作品制作出来ないのでいつか邦楽器を何か一つでもやってみたいと思っています。(篠笛は音も吹いている姿もかっこいいので憧れています笑)

新しいマイクAKG C414 XLⅡ Stereo Pairを導入しました!
先日マイクの試し録りを兼ねて新曲を録音。
とても素晴らしい質感の音が録れて満足です。
今後、より良い作品を制作する為の第一歩を踏み出した感じでワクワクしています。
piano

2017年8月1日、ようやく本OPEN致しました!!
ここまでサイトの改良をしたり、作品をひたすら作り続けてきましたがとりあえずは一段落という感じです。
今後も定期的に少しづつ作品を発表していきますので、是非ともチェックお願い致します。
さてこれから僕は新たなプロジェクトに取り掛かります。
こちらも自分にとって『いよいよ』といった感じでワクワク、ドキドキな感じです。
良いご報告が出来るように頑張って行きたいと思います。

日々制作する中で目標にしている事は良曲を制作する事とは別に、聞いた時に感じる「イメージ」を意識しています。主となるコンテンツ(映像、舞台、イベント)に溶け込み具体的にどのようなシーン、映像でフィットするのかを考えながら、感じながら制作しています。

普段から多くの方が映画やドラマなどでBGMとしての音楽を耳にしていると思います。
主となる映像をどのように音楽がサポートしているかを注意して見て頂くと面白いと思うのですが、影でサポートしている音楽が実はシーンの大きな流れを支配している事が多いのです。
役者の表情だったり、セリフの言い方だったり、シチュエーションだったりと目に飛び込んでくる情報は膨大ですが、その中で音楽やSEなどの効果は絶大です。
音だけでシーンの感情表現の大半を占めているのではないかと感じる事もあるくらいです。

それもそのはず。
音による人間のコミュニケーションは言語より古く、言語でのコミュニケーション以前は様々な「音」の表情、表現で情報の受け渡しをしていた事を多くの研究者が発表しています。
また生物や植物においても敏感に「音」を感じ、警戒したり仲間同士の合図をしたり、その情報量は膨大です。
「音」が発する何かを敏感に感じ取るDNAが生物である人間に深く備わっている事を思うと前述したBGMが持つイメージの重要性は理解出来ると思います。

それだけにごまかしが効かないもの。
映像やシーンに対して「なんか違うなあ」と思われてしまえばそれまでなんです。
たとえ近くても違うものは違う。
はっきりと答えが出てしまう。
それだけに良い曲である事とは全く別ものとして「イメージ」がある音楽の制作が重要なんです。
また「イメージ」がある音は逆に主となる映像などのコンテンツの魅力を引き出します。
豊かに、繊細に、ダイナミックに。

そんな「音」を作る事を日々心がけてます。
そういえば最近作品紹介記事書いてないなあ。。。

日頃は音楽制作だけでなく、作曲・編曲/DTM/ベースのレッスンを自宅スタジオや近郊のスクールなどで行っています。

先日、レッスン帰りの出来事。
ベースを持ってバスに乗り込み、座席に座ってスマホをチラチラと見ていたところ、見ず知らずのおばあさん(70歳前後だったと思います。)がベースをトントンと指で叩くなり『兄ちゃんこれなんや?』と話しかけて来られました。
ちょっとビックリ。
ふと顔を上げておばあさんの顔を見るとものすごく興味津々な感じだったのでこれは楽しそうだと思いすかさず『これベースギターっていうんです』と言った途端、、、
また違うおばあさんが『へえ、そんなギターがあるんかいな。どんな音するのん?』と3人で会話し出すという意外な展開に。
こういうのはワクワクする方なので話し始めるとドンドンと盛り上がって行き、音楽の話やそれぞれのおばあさんの身の上話など、とっても良い時間を過ごす事が出来ました。
すると一人のおばあさんがカバンからスっとビニール袋を取り出し『これ持って帰り。ウチ和菓子屋やねん。』と言われ紙袋に包んだ和菓子を手渡されました。
当然、頂ける物とは思えずお断りしようとすると、おばあさんは『エエねん、エエねん。楽しい時間やったわ~』と言われました。その時の笑顔が優しい事、優しい事。
ありがたく頂戴してしまいました。

頂いたのはしっとりとしたあんこの入った懐かしいお饅頭。
何だろうか、この穏やかな気持ちは。。。

紙包には『御菓子司 清風』

また行きたいと思います。

先日書いたクロマチックカリンバの続き
先日の記事はこちら

新作ではクロマチックカリンバを多く使っていますが中でも面白い作品をご紹介したいと思います。

ant’s march(蟻の行進)
この作品はカリンバのみで構成されたミニマル音楽です。
少しづつ音が増えて行き、気がつけば膨大な音の渦に包まれてカオスと秩序を表現した作品です。
この作品において通常のカリンバでは無し得なかった事は2点あります。
・1つは下から上まで音程差が約3オクターブをある事(ものによりますが通常のカリンバは1オクターブから1オクターブ半)。
・ダイアトニックスケール外の音を使っている事(通常のカリンバはキーが限定されています。)
3オクターブある事と12キー全てのキーで演奏が可能なので複雑な音楽にも対応可能なのです。
また一番下の音と一番上の音ではかなり音色差があり下の方はポーンと深いオルゴールのような低音感があり高音部はカリカリ、コリコリとした独特の土の香りがします。
実際、カリンバはオルゴールの起源とも言われているそうです。

。。。と思いオルゴール的な作品も作ってみました。
beginning of dream(夢のはじまり)

その他にも環境音でユニークなリズムを構成した
deep inside(心の奥底で)
ヒーリング系のドローンアンビエント作品
light and water(光と水)
にも使用しています。

いかがでしょうか?
作品で使うごとにカリンバの魅力や可能性に魅せられています。
今後も新たな使用方法を考えて行きたいと思っています。

最近お気に入りの楽器『クロマチック・カリンバ』

アフリカの民族楽器であるカリンバ。いわゆる”親指ピアノ”とよばれているものです。」
従来は音階ごとに作られていますが、私の使用しているカリンバはクロマチックなのです。
しかも3オクターブ!!なので、大体の曲に対応出来ます。

初めて使用したのは昨年サウンドプロデュースさせて頂きましたシンガーソングライター『やなせなな』さんの5thアルバム『夜が明けるよ』の収録曲「F村の猫」という曲でした。
以来、制作ではあまり使用していなかったのですが、ここにきてかなりの頻度で使用しています。

カリカリ、コリコリかわいい音からポーンと奥行のある深い音まで多彩な音色を持っていて、奥の深い楽器です。
生楽器の収録は難しさもありますが、独特の空気感、温かさを含む事ができるので制作していて楽しい!
もうすぐリリースする作品にも沢山登場してきますので是非チェックして頂けると嬉しいです。

日々の事なども書いてみたいと思います。

大体制作の作業は夜な夜な行っていて、もう完全なる夜型人間です。

スタジオ兼自宅は六甲山の中腹(正確には六甲山の前山です)で結構標高が高くまだこの時期は日中とおして肌寒い感じです。
山は静かっていいますが確かに夜中はホントに静か。
この研ぎ澄まされた感じが大好きです。
作業の合間に時々ベランダでも出て気分転換でもしていますが、明け方は特に気持ちがイイ!
まさに山の空気って感じです。
今日もイイ曲できたかなあと思いながら朝の景色を見て明日のMIX作業までひと休みです。

旧作からの作品紹介です。

【birth of life(生命の誕生)】

ピアノだけで構成された現代音楽的なミニマル作品です。
延々と16分音符の繰り返すフレーズを次々と登場させる手法はリスペクトしている現代音楽家スティーブ・ライヒから学んだ手法の1つです。

フレーズが積み重なって行く為、何台ものピアノを使用しないといけないのでこちらもライブでは中々再現が難しい曲ですね。

曲を追うごとにスピード感、ダイナミック感、グルーヴ感がどんどん生まれて行くのですがこのような曲を作る時に気をつけないと行けない点は「音と音がぶつからない事」です。
専門的な話ですがどんなにフレーズが重なっても音が一瞬でもぶつかってしまえばその箇所が和音として濁ってしまい不快な感じになってしまいます。(どんなアンサンブルでも同じですが。。。)
そのため、どのフレーズも「ある音」を弾かない様に作られています。これによってどのフレーズが組み合わさっても美しく響く様に作られています。
制約がある中での自由の追求という感じでしょうか。

他にもこのような曲を制作していますので、またこちらでも書いてみたいと思います。